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禁煙して10年!300万節約できました

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タバコもVAPE(電子たばこ)もダメ!の看板

こんにちは、ヒーニョンです。
禁煙してから10年経過しました。お金の面でどうなったか、この記事ではまとめています。

禁煙の参考にしていただければ幸いです。

辛かったこと

禁煙生活10年間で一番つらかったのは最初の2週間でした。「悪魔のささやき」から死にものぐるいで逃げていました。

2週間目以降はタバコにたいする禁断症状はなくなり、タバコを吸いたいとは思わなくなりました。しかし代わりにやってきたのが「禁煙うつ」です。禁煙が引き金になったのかどうかはわかりません。もしかしたら同時期に仕事が忙しく、交友関係もままならず、精神的に病んでいたのが原因かもしれません。
症状としては、足(ヒザ)が気になりイライラするし、時間が気になって約束の時間より大幅に早く行動しないと落ち着かない症状でした。
通院をしていましたが、なかなか治らず5年ほどかかりました。
路頭に迷うスーツ姿のドイツ人ハー

タバコをやめると、食事が美味しくなり、食が進み肥満化しました。口が寂しくてお菓子の食べ過ぎもあったかと思います。12gほど太りました。ダイエットをして元に戻すのですが、また太るの繰り返しでした。恐らく中年太りです。体力が衰え、代謝が悪なったので、禁煙とは関係ないかもしれません。

良かったこと

自覚はないですが、10年禁煙するとタバコを吸わない人と肺がんリスク同じになるそうです。やっとリセットです。

あと健康面でいえば、タバコを吸っていたころは気温が下がると「おえっ」と嘔吐反射して苦しかったのが完全に治りました。

もっとも嬉しいのが金銭面の節約です。
僕が吸っていたマイルドセブン(現メビウス)の価格推移を調べました。

  • 1983年 200円
  • 1986年 220円
  • 1997年 230円 消費税増税(3%→5%)
  • 1998年 250円 たばこ特別税の創設
  • 2003年 270円 たばこ税の増税
  • 2006年 300円 たばこ税の増税
  • 2010年 410円 たばこ税の増税
  • 2014年 430円 消費税増税(5%→8%)
  • 2016年 440円
  • 2018年 480円
  • 2019年 490円 消費税増税(8%→10%)
  • 2020年 540円
  • 2021年 580円

僕は1990年から20年間タバコを吸っていました。
1日2箱消費していたので年間730箱です。
使ったお金を計算すると、(220×7 + 230×1 + 250×5 + 270×3 + 300×4) x730 = 3,671,900円です。もったいないですね。

2010年から10年の禁煙でどのくらい節約できたのか計算してみます。
(410×4 + 430×2 + 440×2 + 480×1 + 490×1) x730 = 3,176,230円
300万超えですよ! 新車買えますよね。
タバコを吸っている方には朗報です。禁煙すれば10年で300万円資産を残せます。

日本のタバコの価格が高いのかどうか調べてみました。
NUMBEO(2020.1.7現在)サイトで世界各国のマルボロ1箱価格を引用しました。

  • 1位 オーストラリア 2,249円
  • 2位 ニュージーランド 2,056円
  • 3位 アイルランド 1,508円
  • 4位 ノルウェー 1,466円
  • 5位 イギリス 1,414円
  • 6位 カナダ 1,240円
  • 7位 アイスランド 1,233円
  • 8位 シンガポール 1,128円
  • 9位 イスラエル 1,089円
  • 10位 フランス 965円
  • 38位 日本 500円

こうしてみると、日本のタバコの価格はまだ安いとわかります。将来、ますます高くなっていくことが容易に想像できます。
もし1箱千円で20歳から70歳まで生涯吸い続けると1000x50x730 = 36,500,000円です。3,600万円!新築マンションが買えますね。

2010年当時はレストラン等で禁煙コーナーが設けられ、注意して喫煙する必要がでてきました。2020年は逆に喫煙コーナーが設けられ、場所探しが大変になりました。完全に禁煙の場所も多くなりました。
2022年は禁煙コーナーすら無くなりつつありまます。
ヤニカスと呼ばれた

日本人の喫煙率を調べてみました。
成人喫煙率(JT全国喫煙者率調査)

  • 1970年 男75.5% 女15.6%
  • 1980年 男70.2% 女14.4%
  • 1990年 男66.3% 女14.3%
  • 2000年 男53.5% 女13.7%
  • 2010年 男36.6% 女12.1%
  • 2018年 男27.8% 女8.7%

※2018年で調査打ち切り
数値を見ると一目瞭然で喫煙者が少数派です。肩身が狭いはずです。
とくに長時間閉じ込められる飛行機の禁煙は喫煙者には辛い時間です。

まとめ

僕が子供の頃は、タバコを吸うのが格好良いと大人にたいする憧れを抱いていましたが、時代は変わるものですね。

禁煙するのは辛いことです。
まずは知識を持ちましょう。僕は「禁煙セラピー」を読んで勉強しました。

最近では多くの病院で禁煙治療を受けられ保険も適用されますので、僕みたいに根性だけに頼らず、病院に行って相談からはじめてみるとよいと思います。費用は5回受診で約13,000円です。

ではまたヾ(^^へ)

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