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Lightroom Classic CCのカタログがよく壊れる現象が直った

この記事は約4分で読めます。

Lightroomカタログ破損 Win10

こんにちは、ヒーニョンです。
Lightroom Classic CCのカタログが頻繁に破損する問題を解決できたので情報共有です。

現象

Win版(バージョン8.2.1)のLightroom Classic CCを起動すると、次のようなエラーメッセージを表示して起動できないのです。

カタログ “○○○○” Lightroom Catalog は書き込み不可で開けないため、Lightroomはこのカタログを使用できません。
権限が正しくないか、別の Lightroom アプリケーションがこのカタログを使用している可能性があります。問題を修正するか、別のカタログを選択してください。

開かない原因

ネットにある情報を試してみましたが駄目で、お手上げだったので、アドビのチャットサポートで問い合わせてみたのです。

オペレーターから1時間ほどいろいろな操作を指示されて、試してみましたが直らず。結局、開かない原因はカタログファイルが破損しているからでした。

Mac版(バージョン8.1)で同じカタログを開こうとすると、次のようなダイアログが表示されます。

カタログを開くときに予期しないエラーが発生しました。
予期しないエラーが発生したため、カタログを開くことができませんでした。
Lightroomカタログ破損 Mac

Mac版のエラメッセージは情報が少ないですが嘘はついていません。MacとWinでエラーメッセージが違っていて、大丈夫かアドビさん!

当然なんですが、壊れたカタログファイルを修復するサービスはアドビはやってくれません。こうなるとバックアップから復旧するしかありません。

カタログファイルが壊れる原因

僕はバックアップをとっているのでデータの損失は少ないのですが、タイムラグで失われる作業もあります。僕のMac版の環境はカタログファイルの破損が月に2回ほど発生していて、復旧作業が面倒なので、最近はWin版のLightroom Classic CCを使っていました。
今回の件でカタログファイルの破損はMac版とWin版で共通した問題となってしまったので、カタログファイルが壊れる原因をオペレーターに聞いてみましたが、過去のサポート事例がなく、試してみて欲しいことを教えてもらいました。

対策1: ローカルファイル

僕の環境で怪しいのが、カタログファイルの場所です。DropboxやOneDrive(実際はNASのSynology Dirveを使用)のようなクラウドと同期する場所にあるのです。アドビとしてはローカルにデータを置くことを推奨しています。

クラウド同期の良いところは、カタログが壊れてもファイルバージョンが自動管理されているので壊れる前に戻せることと、複数のマシーンでLightroomを使う場合に便利だからです。だから僕は試したくない方法です。

複数のマシーンで同じカタログを編集するアドビの推奨方法は、外付けストレージにカタログを保存して物理的にストレージを接続し直すか、USBメモリでカタログデータを上書きして使うそうです。
アドビさん時代遅れです。

対策2: カタログの作り直し

実はもう一つ提案されていた方法で直りました。(たぶん…)
その方法は、「新規カタログ」を作って、そこに「別のカタログから読み込み」を使って使っているカタログを作り直すのです。
Lightroomカタログ破損 対策

読み込みに時間がかかり、クラウド版のLightroom CCとの同期もやり直しです。当然キャッシュも作り直すので、最初は重くなり面倒なのですが、この作り直したカタログで2ヶ月ほど作業をしていますが、カタログは壊れなくなりました。もちろんクラウド同期しています。

まとめ

アドビのチャットサポートを初めて利用しましたが、オペレーターと繋がるまでの待ち時間が70分! 待つのはよしとしても、パソコンの前で待機してチャットを見ているのはキツイです。危うく繋がったことに気が付かず、また後回しになるところでした。

アドビ製品の性能は満足しているのですが、全体的に不安定なイメージです。高いサブスクリプション料払っているのですから、品質はちゃんとして欲しいです。
データを復旧できない方もおられるはずです。現状不安定なのはしかたないとしてカタログの修復ツールも用意すべきだと思いますよアドビさん。

ではまたヾ(^^へ)

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