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英語が苦手で嫌いな僕でも勉強を続けていけそうだと感じた日本語は一切使わない学習方法のロゼッタストーン

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英語学習

こんにちは、ヒーニョンです。
歳を取ればとるほど子供のころに英語を勉強しておけばよかったと後悔してしまいます。
時代もありますが、お金や時間が自由になってくると、海外旅行にいったり、イベントやセミナーに参加するなど、外国の方と会う機会が必然と増えるのです。
せっかくのチャンスなのに何も話せない自分が情けなく感じてしまいます。

しかし、中学校からの勉強を独学でやり直したとしても、英語ができるようになる気がしないのです。

そこで今回、機会がありまして、ソースネクスト社の提供でロゼッタストーンを体験できることになりました。60時間(約1ヶ月)ほど使用してみましたので感想を記事にまとめます。

ロゼッタストーンとは

ロゼッタストーンの説明会に参加してきました。
ロゼッタストーン スライドタイトル

ロゼッタストーンとは
WinかMacを使って外国語を学習するソフトウェアです。
日本語は一切使わない独自メソッドの学習方法です。赤ちゃんが文法や文字から言葉を勉強しないのと同じように、言葉の能力を向上させようというのが、ロゼッタストーンのコンセプトなのです。
ロゼッタストーン スライドとは

独自メソッド

日本語には訳さずに、外国語のまま考えるシステムです。単語 > フレーズ > 文章 > 会話 という自然なステップを踏んで、反射的に答えれるように外国語を習得していくのです。
ロゼッタストーン スライド独自メソッド

スピーカーからはネイティブな音が聞こえ、外国語の文字とイメージ写真が表示されます。一切、文法などの解説はありませんが、子供と大人の違い、男性と女性の違い、単数と複数の違いに気付いていき自然に学習できるのです。
ロゼッタストーン 音文字絵

カリキュラムの構成は、レベルが1から5(言語によっては3)まであり、各レベルには4つのユニットがあります。各ユニットには○印のレッスンがあります。各レッスンには5から30分程度の問題で構成されています。
各レベルの学習時間は30から50時間が目安になっています。
レッスンを飛ばしてチャレンジすることもできますが、僕は難しくて正解できなかったので最初から順番に進めています。レベルが高い方は飛ばして自分にあうレベルから始めたほうが良いと思います。
ロゼッタストーン メイン画面

自分の発音をマイクを通してソフトウェアで判定してくれます。日本人は恥ずかしがり屋で先生に何回も聞けない性格ですが、ソフトウェアなら何度でも試せるのがよいところです。
ロゼッタストーン スライドスライド音声判定

なかなか正解できない単語があります。あまりにも正解できないのでローマ字読みをすると正解できたりします。内部的にどのように判定しているか分かりませんが、勉強にならないので、何度もネイティブの発音を聞いて真似をするのが王道です。自分の声を再生して聞いてみたり、波形を見る機能で強弱のアクセントをチェックできます。
ロゼッタストーン 発音

問題の多くは選択式です。問題を丸暗記では反応できないように、画像とテキストの組み合わせが違う問題が出題されます。
僕が正解率が低いのがライテイングです。特にスペルミスが多いのですが、スペルを暗記するのではなく、発音とスペルを結び付けるように学習できようになっています。
ロゼッタストーン スライド瞬発力

対応言語

僕が体験しているのは英語(アメリカ)ですが、ロゼッタストーンには全24言語あり人気の順番に並べると次のようになります。

  1. 英語(アメリカ)
  2. 中国語(マンダリン)
  3. フランス語
  4. ドイツ語
  5. 英語(イギリス)
  6. スペイン語(スペイン)
  7. 韓国語
  8. イタリア語
  9. ロシア語
  10. スペイン語(ラテンアメリカ)
  11. ベトナム語
  12. アラビア語
  13. ポルトガル語(ブラジル)
  14. 日本語
  15. フィリピン語(タガログ語)
  16. ヒンディー語
  17. ヘブライ語
  18. スウェーデン語
  19. オランダ語
  20. トルコ語
  21. ギリシャ語
  22. ポーランド語
  23. ペルシヤ語(ファルシ語)
  24. アイルランド語

従業員とのコミュニケーションのためにマイナーな言語も売れているそうです。
その逆で日本語は日本に来られている外国の方が日本人の推薦で購入されているそうです。
英語には、アメリカとイギリスがあるのですが、発音や表現の単語が違います。行く予定や行きたい地域に合わせて選ぶと良いそうです。
ロゼッタストーン スライド24言語

他社との比較

どの学習方法が良いかは個人によると思います。しかし最近の英語学習は学校教育で学ぶ方法とは違いますね。不思議です。

種類 価格 期間
ロゼッタストーン リスニング
リーディング
ライティング
スピーキング
27,593円
セールで4,980円
1年(200時間)
エブリデイイングリッシュ リスニング 27,600円 1ヶ月
スピードラーニング リスニング 207,200円 4年
DMM英会話 リスニング
スピーキング
5,500円/月

スピードラーニングのようなネイティブ英語をひたすらに聴く学習方法は試したことがないのですが、オンライン英会話は1度だけ経験しました。先生と話す時間は良いのですが、あまり時間を掛けられない(費用的、タイミング的)ので、別に勉強したりして嫌になった経験があります。

ロゼッタストーンは、かなり安くて逆に心配になるのですが、5年ほど前は約5万円で販売されていて、今年からソースネクストが販売するようになり定価が27,593円になりました。そして現在30万本だけセールで4,980円になっています。5年前と内容はほとんど同じで、機能制限は無いので安心して良いそうです。

動作環境

Win版はWindows7以上、Mac版はYosemite(10.10)が必要です。その他にマイクとスピーカーが必要です。ノートパソコンなら内蔵スピーカーが付いていますのでそのまま使用できますが、ヘッドセットで口元にマイクがあった方が認識されやすいように感じます。
僕の環境は「スプラトゥーン2などのFPSゲームでボイスチャット環境を構築するのに必要なもの」の記事で紹介したものです。

どれくらい語学力が伸びるか?

ロゼッタストーンは日本語すらうまく話せない子供からでも言語学習できるそうです。
試した実感だと英語はほとんどできませんが、アルファベットを知っていたり、多少は単語も知っているし、文法もそれとなく聞いたことがあるので、かなり有利だと思いました。しかし、間違えて何度も繰り返すうちに、反射的に答えているので子供達もできると思います。

ロゼッタストーンの担当の方に英語の200時間全てのカリキュラムをやったらTOEICで何点取れるか聞いてみました。するとTOEICで高得点を出すためのカリキュラムではないですが、レベル的には600点だそうです。イメージ的には海外赴任に付き添う奥さんが現地の日常会話で困らないレベルだそうです。
TOEICが600点あればうれしいですね。

スマホ版

ロゼッタストーンを起動してメイン画面の下部に「オンライン サービスの起動」という項目があります。執筆時点では新規入会はできないのですが、これは月額/年額のサブスクリプション型のウェブサービスを2017年内に開始予定です。このサービスのひとつとしてスマホで言語学習ができるようになります。
残念なところは、パソコン版とは別に費用がかかることですね。

まとめ

やってみて感じたのは、まとめてやって期間が空くと忘れてしまうので、毎日少しずつやった方が記憶も蘇りやすく、反射的に答えれると感じました。各レッスンは約5から30分なので一日最低30分は頑張ってやっています。

ここまでロゼッタストーンの良いところばかり書いたので、最後に悪いとは言いませんが不満に感じたところです。

  • 学習を開始するのにソフトを起動してからコースの読み込みなどを行う待ち時間が長く感じてしまいモチベーションが下がります。
  • 写真の人物で誰が話しているのかを示すのに吹き出しマークがあるのですが、写真によっては見えづらいので白色の吹き出しに黒の縁取りをして欲しいです。
  • マウス操作ができるのはよいのですが、キーボードでだけでも操作できるようにして欲しいです。
  • 学習時間や成績の統計的な表示、例えば全体の正解率(学習時間)、レベル別の正解率(学習時間)、スキル別の正解率(学習時間)や正解率が悪い順にレッスンを表示する機能がないので、成績を分析できないのが残念です。

担当の方に話をしたら、製品企画で要望をあげてくださるそうです。期待して待ちたいですね。

ではまたヾ(^^へ)

こちらで購入できます

ロゼッタストーン

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