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ショック!レンズカビ発生!そうならないためのカメラ用の防湿庫・ドライボックス

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ドライボックス イメージ

こんにちは、ヒーニョンです。
カメラ用の防湿庫・ドライボックスの紹介です。

タッパー式のドライボックス

僕が長年使っているドライボックスはハクバのドライボックスNEOシリーズの5.5Lと9.5Lです。他に15Lタイプも販売されています。
ドライボックス タッパー式

上から押し込むように入れているので、傷が付きやすいし、底の部分の物を取り出しにくいです。でも上手く詰め込めば、かなり入ります。
フタにパッキンや除湿剤が付いているのですが、これが使っていると直ぐに外れて面倒だったりします。
ドライボックス タッパー式使用状況

久しぶりにサブ機のEOS 7Dで遊ぼうかと思い、ドライボックスの奥から取出して撮影にでかけたのですが、写真が白く写るのです。露出オーバーなのかと、いろいろと調整してもダメなのです。
ドライボックス EOS7D

レンズをよく見ると白いものが!(次の写真の右側)これが噂に聞いていたレンズカビ!
保護フィルターを外して拭いてみて取れないので内側のようです。これは前玉で、反対側の後玉は目視する限りでは無事のようでした。これだけのカビで写真が白くなるのですね。
ドライボックス EOS7Dレンズカビ

一年ほどしまったままで原因が分からないのですが、ドライボックスの乾燥剤は入れ替えてないのが悪かったのか、梅雨時期にしばらく外に放置していたせいかもしれません。

レンズカビには2種類あって、一般的な湿度60%以上で繁殖するものと、湿度20%以下で繁殖するものがあります。レンズは湿度30%から50%で保管する必要があるということです。
ドライボックス カビの種類

開封の儀

もうレンズカビは嫌だと思い、ちゃんとしたドライボックスを購入しました。
購入したのはハクバの電子防湿保管庫 E-ドライボックスです。容量は25, 40, 60, 85, 100Lといろいろとありまうすが、僕は小さめの40Lを購入しました。いままで5.5L + 9.5L = 15Lでしたので倍以上広くなります。
でも宅配便で届いた箱は大きくて重くて驚きました。
ドライボックス 梱包

厳重に梱包されていました。
ドライボックス 開封

取り出すと、組立式だと思っていたのですが、本体は組み立てられていて、棚のみ自分で取り付けるようです。工具は六角レンチが付属しているので用意する必要はありません。
ドライボックス 同梱物

本体はスチール製で重さ8.5kgあります。正面のガラスは強化ガラスなので安心です。ガラスは少しスモークがかっていて、中が見えづらくてカッコよいのですが、温湿度計が見づらい欠点があります。
ドライボックス 湿度計

扉は冷蔵庫の扉のようにマグネット式で、密封されます。タッパー式だと開けるのが少し面倒だったのですが、これは開閉が楽でよいです。
ドライボックス 扉

扉は右吊元なんです。僕が配置予定だったところだと左吊元でないと扉が開けづらいことが判明して、場所を変更することになりました。予想外だったので購入するときには注意してください。できれば吊元が変えられるようにして欲しかったです。せめて、購入時に選べるようにしほしいものです。
ドライボックス 庫内

庫内の奥には除湿機が付いています。これで乾燥剤を入れ替える手間がなくなります。
ドライボックス 除湿機

背面には除湿機が飛び出しています。
ドライボックス 背面

電源はよくパソコンに使われるケーブルです。
ドライボックス 電源コネクター

底面はゴム脚が付いています。
ドライボックス 底面

一つだけアジャストできる脚になっています。ぐらつき防止なら2つ必要は気がするのですが、僕の設置した場所では大丈夫でした。
ドライボックス 調整脚

40Lタイプには棚板が1つ付いています。棚受けのレールを取り付けます。
ドライボックス 棚受けレール

棚の取り付け位置によっては除湿機と干渉して棚板が納まりません。
ドライボックス 棚干渉

僕が付けたかった位置には取り付かず、次の写真の位置が取付可能な一番上(下から約16cm)です。サイドレールの過半が意味がない状況です。構造上やもやないのでしょうが、もう少し上に除湿機を付けて欲しかったです。
物が入る高さは下段が13.5cm、上段が16cmです。
ドライボックス 棚差込

棚板が抜けないようにボルトで固定します。
ドライボックス 棚固定

マットを敷いて完成です。
ドライボックス 棚マット

湿度コントロールのつまみを回すことで湿度を調整できます。僕が試してみたところ、低で湿度38%、高で湿度48%でした。音は気にならないというか聞こえないです。湿度が設定より低くなったら自動的に電源が切れ、また設定より高くなれば自動的に動作します。手間がかからず便利です。
ドライボックス 湿度コントロール

おまけで防カビ剤と転倒防止用マットが入っていました。
ドライボックス おまけ

実際にカメラやレンズを入れてみました。出し入れがスムーズになりました。でもタッパー式のように重ねて詰め込むことはできないので、収納できる物は少なくなります。40Lだとカメラ2、3台くらいがちょうど良さそうです。
ドライボックス 使用状況

まとめ

細かな点で不満を書きましたが、全体的には大満足です。以前はタッパーにカメラを入れるのが面倒でしばらく机の上に出しっぱなし状態も多かったのですが、気軽で出し入れできる冷蔵庫の扉はいいですね。
そして何よりも湿度管理を気にする必要がなくなったのが手間が1つ減ってうれしいです。

ではまたヾ(^^へ)

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