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プログラマを目指す前の心構え

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赤ちゃんプログラミング

こんにちは、ヒーニョンです。

僕の職業はプログラマです。今回はプログラマを目指している学生さんへ向けて心構えについて書きたいと思います。

動機

プログラマを目指している方のほとんどが、自分が書いたコードが思った通りに動作するのが楽しくてプログラマになりたいと思っているのではないでしょうか?
入社してくる新人に聞いてみると、そのように話してくれる方がほとんどです。
しかし残念なことに僕は経験年数が20年以上あるプログラマまで見てきましたが、動く楽しさだけではプログラマとして生き残れないのが現実です。そう! 経験年数だけでは実力は計れない世界なのです。

脱落者

入社1年目は仕事ができるようになりたくて必死に勉強するのですが、いつしか仕事に慣れて学習することをやめてしまいます。そのまま年月が経つと自分のやっている仕事が新しい技術に置き変わるときがきます。そこで初めて気付くのです。「できる仕事がない」
できない

怠け癖がついていて今さら学習もできない。後輩に聞くことも恥ずかしくてできない。できないことが表沙汰となり、あたえられる仕事は雑務ばかりになり、次第に会社では立場がなくなっていきます。会社を辞めようにも、年相応のできることがないので転職も難しくなります。

間違っても、こんな人生にならないように注意してほしいです。勉強と書くと辛いことのように感じますが、勉強したことを実務に活かすのが楽しいと思えるのが続く秘訣です。

性格

現在プログラミングが得意だとか、楽しいだけで生涯の仕事にすると厳しい現実が待っています。そこで、まずプログラマに適した性格についてですが「プログラミングの心理学 25周年記念版」という書籍にも書かれているのですが、
4822284700

「多少ともきれい好き、少しばかりの謙虚さが必要」とされています。職業プログラマならソースコードは読みやすく書かなければなりませんのでキレイさを求めるのは必然です。謙虚さは他人の指摘を受け入れる度量の大きさが技術向上への近道だったりします。言っても聞かない人には教えたくなくなります。

覚悟

ここからが心して読んでほしいのです。僕が考える3つの覚悟です。

  • プログラマは生涯学習だと考えてください。僕の経験だと技術書やビジネス書を10万ページ10年で読破してほしいです。難しい本、分厚い本などありますが、平均すると月2冊以上になります。仕事のために身銭を切って本を買うのがもったいないと思うようでしたらプログラマは諦めたほうがよいでしょう。自己への投資です。10年後には何十倍にもなって帰ってきます。
    読書
  • うつ病になる率が高い職業です。誰でもうつになる可能性はありますが、休みがちな方は向いていないと思います。学生時代に精神を鍛えている方が有利だと思います。体調が悪くても出勤するのが一番の薬ぐらいに思って自己を鍛えられるくらい強いと大丈夫です。
    うつ病仕事が嫌
  • プログラマの仕事の大半は問題解決です。未知の問題に対して根気よく向き合う必要があります。僕は1週間同じ問題を考え続けて単語一つの間違えを発見しました。その1週間は夢にうなされるほどです。
    全ての問題は自分にあるというぐらいの器が必要です。「だって…」というのが口癖だと向いていないです。
    調査

これだけ事前に覚悟できれば大丈夫です。学生のうちにしっかりと準備しましょう。

まとめ

プログラマって大変な仕事だと感じましたか? 難しい問題に取り組むのは精神的に非常に辛いのですが、辛ければ辛いほど、その問題が解決できたときの喜びは何物にも代えがたい充実感を味わえます。己の持っている知識が全てです。それを総動員して立ち向かうカッコイイ仕事だと僕は思っています。
充実感

ではまたヾ(^^へ)

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