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格安SIMのIIJmioを2年半使ってみて感じた良いこと残念なこと

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IPhoneでIIJmioクーポンスイッチ

こんにちは、ヒーニョンです。
先日の記事「格安SIMは本当に安いのか?docomoとIIJmioで比較した」で格安SIMの特徴について理解できたと思います。今回は格安SIMの中の一つIIJmioについて僕が2年半実際に使ってみた所感を良いこと、残念なことに分けて書きます。
ただしIIJmioは、僕が使い始めた2年半前と比べサービスが充実してきました。そして今後もより良いサービスに変わっていくと思いますが、執筆時点の2017年2月においての評価とさせていただきます。

良いこと

嬉しい

かけ放題

かけ放題の通話定額オプションは、以前はキャリア(docomo, au, softbank)だけのサービスでしたが、IIJmioも参入しました。
プランは2タイプあります。

1回の通話が長い人向け1回の通話が短い人向け
月額料金830円 (税抜)600円 (税抜)
国内通話5分以内の通話無料
超過時は10円/30秒
3分以内の通話無料
超過時は10円/30秒
同一契約間通話30分以内の通話無料
超過時は8円/30秒
10分以内の通話無料
超過時は8円/30秒

日本の平均通話時間は2分25秒なので600円のプランでもありがたいですね。
みおふぉんダイアルが30秒10円なので月間30分以上の通話をするのであれば元を取れます。

みおふぉんダイアル

通話料は通常30秒20円なのですが、みおふぉんダイアルを使えば半額の30秒10円です。しかも同一契約間なら60%OFFの30秒8円になります。
みおふぉんダイアルは手続き不要で「みおふぉんダイアルアプリ」をインストールして使うだけです。技術的には専用のプレフィックス番号「0037-691」をつけて電話をすればよいのでアプリがなくても大丈夫ですが、面倒ですのでアプリを利用しましょう。

IIJmioクーポンスイッチ

IIJmioクーポンスイッチというアプリが用意されています。データ通信量が確認できたり、初めて端末でIIJmioを使うときの構成プロファイルのインストール機能があります。

そして、僕は「高速通信と低速通信の切替機能」が一番のお気に入りです。
低速通信(200kbpsに制限)にしておけばクーポン(契約データ通信量)が減らないのです。低速通信でもバースト転送機能があり、通信し始めの一定量は高速で通信するので体感速度は上がります。
僕の経験では、低速通信でGoogleマップのナビゲーションやSNSでテキストベースのアプリなら違和感なく使えます。画像が多いWeb閲覧や動画は苦しいです。

高速通信と低速通信の切り替えを上手く使えば月のデータ通信量をかなり抑えることができます。

余ったデータ量の翌月繰り越し

余ったクーポン(高速通信容量)を翌月に繰り越すことができます。もちろん2ヶ月目は失効します。
月末にギリギリ使い切るような無駄な調整は必要ありません。僕は繰り越し分を少し超えて使い切るようにIIJmioクーポンスイッチを使って調整しています。

最大10枚のSIMで高速通信容量を共有

ファミリーシェアプラン(10GB)にすると最大10枚のSIMで高速通信容量を共有できます。音声通話機能付きSIMは5回線までです。
追加SIMは3枚まで月々の追加料金が発生しません。4枚目から400円上乗せになります。
※SMS機能付きSIM(+140円)や音声通話機能付きSIM(+700円)を選択した場合、追加SIM利用料の他に、それぞれの付帯料が発生いたします。

SIM2枚でシェア可能

ファミリーシェアプランはSIMが10枚でしたが、その他のミニマムスタートプラン(3GB)、ライトスタートプラン(6GB)でSIMが2枚までシェア可能です。2枚目から400円上乗せにになります。
※SMS機能付きSIM(+140円)や音声通話機能付きSIM(+700円)を選択した場合、追加SIM利用料の他に、それぞれの付帯料が発生いたします。

個人でSIM2枚持ちして、スマホとタブレットやモバイルルータなどで使えば、テザリングなどの面倒なことをする必要が無くなります。さらに低速通信の3日で366MB制限もそれぞれのSIMに対してなので、上手く使えば3日で倍の732MBまで使えるようになります。これで月400円なら安いと思います。

プラン変更

ミニマムスタートプラン(3GB)、ライトスタートプラン(6GB)ファミリーシェアプラン(10GB)の変更は無料でおこなえます。月末までの切り替えで翌月1日から新プランに変更となります。
僕は出張や旅行などデータ容量を多く使う予定の月にプランを変更しています。

OSのバージョンアップ

新型iPhoneやiOSバージョンアップ時の動作確認が早いです。僕の印象では半日も経たないうちに確認しているように感じます。
Twitterで@iijmioをフォローしておくと安心です。しばらくするとフォローバックもしてくれて何気に嬉しいです。

au回線(タイプA)から選べる

通常はdocomo回線(タイプD)を選んだ方が良いのですが、
一部のユーザーでau端末を活かしたいと思っておられる方も多いと思います。
自身の端末がVoLTE対応端末でSIMロックの解除しているのが大前提ですが、必ず動作確認済みの端末かどうか確認してからタイプを選んでください。
IIJmio 動作確認端末
注意した方がよいのがiPhoneなどテザリングができない端末が多いです。

通信速度

MVNOはどうしてもキャリアと比べると通信速度は遅くなります。MVNOでも通信速度が速いものもありますが、ほとんどが登録者数が少ない新規参入のMVNOが多いようです。今後登録者数が増えてきた場合に設備増強をどのようにしていくのかが不明なところが恐いです。
IIJmioは昼間の混雑ピーク時には遅いという評価も多いのですが、大手の老舗MVNOですから安心感はあります。僕は通信速度でそれほど困ったことはありません。

残念なこと

悲しい

低速通信

低速通信には3日で366MB以上通信すると、200kbpsよりもさらに遅い速度に制限されてしまいまともに通信できなくなります。
この制限に僕はよく引っかかります。3日で500MBにしてもらえると個人的にはありがたいと思っています。

プラン

ミニマムスタートプラン(3GB)、ライトスタートプラン(6GB)ファミリーシェアプラン(10GB)と3つの容量違いのプランしかありません。
ファミリーシェアプランを5名で使ったら10GB以上のプランが欲しくなります。僕は使うときと使わないときの差が大きいので1GBで格安のプランがあると節約できます。

プラン変更をオンラインの会員専用ページでおこなうのですが、これがわかりにくい(T_T)
早くIIJmioクーポンスイッチアプリでできるようにして欲しいです。

かけ放題

「みおふぉんダイアル」を利用した通話のみ対象となります。標準のアプリは対象外なのです。

みおふぉんダイアル

一部の特殊な電話番号へかけることができません。例えば、フリーダイヤル(0120)、ナビダイヤル(0570)、110番や119番です。
フリーダイヤルは標準アプリでかけても無料なのでいいのですが、僕はサポートセンターなどの大きな企業に電話をすると、ナビダイヤルが多くて、標準アプリで電話をしなおすのですが、割引が掛からないのが悔しいです。

違約金

キャリアに比べれば良心的ですが、IIJmioにも解約時に違約金が発生するケースがあります。
それは、音声通話機能付きSIMカードを12ヶ月以内に解約やMNP転出する場合です。
違約金は(12ヵ月-利用開始月を0ヵ月とした利用月数)×1,000円(税抜)です。

まとめ

IIJmioにもメリット・デメリットがあります。理解した上で付き合えば年間でかなりの節約に繋がると思います。

ではまたヾ(^^へ)

こちらで購入できます

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